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LAN節電モデル

「当社では年間40万円~50万台のLAN製品を出荷している。トータルで削減できる量は膨大だ」
LAN製品の節電機能『エコピタ』を開発した、コレガの伊勢村PM課長はそう強調する。
エコピタで削減できるのは1台あたり数ワットだが、全体で見ると決して小さくはない。
急ピッチで家庭に普及したIT関連製品でも、省電力化の取り組みが始まっている。

ここ数年で、急速に軸足を省電力に移しているのがCPU大手のインテル。CPUの消費電力は一時100Wを超えたものの、現在は「性能を向上させながら半分以下になっている」と、技術本部長は語る。

背景には「High-k」と呼ばれる技術がある。線幅45nm(ナノメートル)という微少な製造プロセスを使うこの技術では、CPUの集積度と性能を向上させるとともに消費電力を削減。発熱も抑えることで、パソコンの小型化や静穏化も可能にした。

省電力をアピールするデスクトップも登場してきた。直販パソコン大手のデルは、省スペースパソコン「Studio Hybrid」を発売。添田プロダクトマネジャーは、「ノートパソコンの技術を応用し標準的なデスクトップパソコンと比べて約70%の消費電力を削減した」と話す。

LAN製品でも省電力を訴える製品が出てきた。
たとえ消費電力が小さい製品でも24時間稼働させているため、意外に節電効果が高いのがこの分野。

富士ゼロックスは、OA機器の省電力化に早くから取り組んでいる。同社のカラーレザープリンター「C1100」は、スリープモード時の消費電力が5W以下になり、スリープからの復帰も20秒と高速だ。トナーの定着温度を下げる機構を開発したことで消費電力が減り、ウォームアップも早くなったという。

一方、コレガではLANを組む上で不可欠なハブは未使用のポートにも電力を供給していたのに対し、エコピタデは電気の供給をカット。コレガ/CG-SWO5GTPLX(5ポートハブ)の場合、消費電力を最大52%削減できるという。同様の製品は、バッファローでも販売を始めている。

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